分析記事

4月から自分でも笑っちゃうくらい時間がなくて仕事に忙殺されてます。
「オレ、春の新潟が終わったら故郷に戻って、新しい生活を始めるんだ」みたいなフラグ立てたらヤバそうだな(笑)。

戯言はさておき、先週も太い馬券を獲った方がいらっしゃいましたので、今週の「熱盛!」じゃなかった、今週の「スラムダンク!」です。

まずは藤井 靖夫@yasuo_fujiiさんのスリーポイントシュートで3連単のバスケットカウントがついた馬券。
土曜福島6R

1回福島7日目

馬単1,540円でしたが、3連単が37,360円で、それを1000円分(笑)。ようは3連単が外れても、馬単分で回収しようという魂胆で、メインの狙いは3連単だったように思います。ちなみにアシストのパスを出したのは私。

【福島6R】

ネヴァタップアウトの前走は500万下を勝ち負けできるレベルの2着。ここは楽勝できるはず。相手は1pt差で5頭いて、強い逃げ馬を追いかけない方に寄せてみたい。

◎9番ネヴァタップアウト
注11番リアルシング
注14番ビップテッペン
注3番アンバウンディド
△13番リュウグウハヤブサ

というコラムを書いて、ディフェンダーを引き付けておいて
福島6R

初出走で単勝54.2倍だったズールーへ「ノールックパス」です。
これは完全にアドリブで、これに反応できた藤井さんが偉い。

次にm.tanno@xxio3216さんの馬券。
日曜京都9R

3回京都4日目


Paddocシートを見ると、14と15は時計の速い高速馬場が得意の馬。軸は14でクビ差の2着。複勝14 250円、ワイド14-15 1,880円、8-14 1,560円を獲ってますが、払戻額が合わないのでおそらく馬連か3連複も獲っているんだと思います。

コメントで「差してくれればデカかった」とのことなので、14が1着だったら3連単まであったんでしょう。惜しかった!。

今週もこういう馬券があるといいっすね。

先週は場替わりで結構おいしい馬券を獲った方がいたので、ここで紹介。

題して「先週のスラムダンク

日曜東京10R 鎌倉特別でカステラ
@kasteira
さんが獲った馬券。
0426東京10R

単勝6,340円、馬連79,140円、ワイド12,870円を的中。
回収率は約8,000%。もう訳わかんない数字だけど、めちゃめちゃ効率良いのは確か。
強風が吹いてる影響か「時計速い決着は厳しい」コメントの馬が好走した1日でした。

2回東京2日目


次は日曜京都の12R。
0426京都12R
これは鍵垢の人の馬券でワイドで2,980円を一点的中。2頭とも同じ12/28のレースで不利があった馬たちのセット。Max-IDM上位だったので勝負できたとのことでした。
3回京都2日目


でもね、なんども繰り返すようですが、我々庶民はレイアップシュートが基本です。
スラムダンクできなくたって山王に勝てるんです。

0425福島3R

こういう地味~なレースでちゃんとおカネを作れます。
頭を15に固定できて相手の7と10以外は「ノーチャンス」と判断できれば3連単15-7-10で1,630円を2点で獲れる。回収率815%あれば米の飯でしょう。

1回福島5日目

0425福島6R

ここは4番手以下のMax-IDMがそれほど離れていないけど、パドック的には「ノーチャンス」という判断。馬連3点で2,080円はフリーで打たせてくれたスリーポイントみたいなもんです。3連単5,090円を4点くらいで取れればファウル貰ってバスケットカウントのおまけつき。

まあみんなそれぞれ得意の形というのがあるので、それをどう確立していくか?が大事です。最初は少額でいろいろ試してみるのがいいかもしれません。

過去2回重馬場の攻略法について書いたので、今回はその目線でどれだけ馬券が獲れそうなのか?庶民シュートの実践編です。

先週の土曜日、特に中山がダートで水が浮くほどの雨量があったのに、午後に古馬の条件戦の芝のレースが一つもないという「道悪マニア」にとっては泣きたい番組構成。そして日曜日は馬場が回復傾向なので「道悪得意」だけで攻める訳にもいかない状況だったと思います。

3回中山8日目

阪神は土曜日が重馬場だったので、攻めるならここでしょう。一発目が阪神9Rの蓬莱峡特別。Max-IDM◎のステイオンザトップの単勝で庶民シュート!。直線向いた時はデキたと思ったんですが、内から抜かれてスズカヒューラーに抜かれて2着に撃沈。リングに嫌われてしまいました(笑)。

2回阪神7日目


アーリントンCは3歳戦なので様子を見たらMax-IDM◎のタイセイビジョンが最内を抜け出して1着で2頭いた道悪得意のギルデッドミラーが2着。馬単は高い方で1,750円ついたので買っておけばよかったのかも。

土曜日の福島も結構な雨が降ったけど、8Rや12Rみたいに「道悪得意」が不在のレースがあったので、どうにも手が出せず。「ネタが無いときは頑張らない」が基本なのとコラムで書いた3Rが馬連1点で2,060円ついたので金持ち喧嘩せずでこの日を終了。

1回福島3日目

日曜日は阪神も馬場回復。芝を戦うのは福島だけと決めていたけど、この日も何故かコラムで書いた福島1Rの馬連が1,950円もついて逃げ切りゲーム。ただその油断が良くなかった。

福島の最終レースで道悪得意の2頭、Max-IDM〇-◎で決まって馬連6,280円。単勝11はパドック◎で2,820円。ど真ん中にゆる~い真っすぐが入ってきてるのに、見送ってしまった(笑)。これ単勝と馬連を一点で取ってたら最高だったのに…(Twitterでこれ獲られた方いらっしゃいました)

1回福島4日目

多分、自分の場合は馬体目線で馬券を考える習慣がつき過ぎてしまっていて、馬体を見てのアドバンテージは小さいと判断してしまってるから「道悪得意」のアドバンテージをシンプルに使えてないんだと思います。考えたら負けです(笑)。簡単にシンプルに「このレース一点しか買うとこないでしょ」でくればラッキーで十分だと思います。

次の重馬場が来る日はいつでしょう?。その時は頭空っぽにして左手は添えるだけにします。

ああぁ!クソ!なんでだよ!
なんでオレじゃなくておめえなんだよ!
オレは努力したよ お前の10倍 100倍 いや1万倍努力したよ!
なのに、なんでお前なんだよ!

映画「ピンポン」の中で、幼馴染のスマイルと対戦し己の才能の無さに絶望したアクマの叫びである。

これと同じことが競馬の中では起きている。

スピードは先天的な影響が大きい。成長し筋肉がついてスピードが出るようになるが、その成長速度と到達点は馬の個体によって大きく違う。脚が遅い馬が速くなることは絶対にない。大トビの馬はいくら鍛えて筋肉がついても大トビのままだ。ブラストワンピースがいくら鍛えても、逆立ちしたってマイラーにはなれない。逆にアーモンドアイはひょっとするとスプリントGⅠを勝ってしまうくらいのスピードがある。日本の競馬が時計勝負をしている以上、スピードは多くの場合において正義である。

先天的にスピードのある馬は心肺機能が鍛えられることで持ち時計を更新していける。ダートを馬なりで1F11秒台を刻んでいけるスピードがあるとしたら、トレーニングでそれを維持できる距離を伸ばしていくことで1分12秒が11秒台になり、10秒台になる。ダートの1200mで逃げ馬が強いのは、逃げられるだけのスピードがある馬が、持ち時計を更新して勝ってしまうことで成り立っている。

しかし1F11秒台を全力じゃないと走れない馬は、どれだけトレーニングを積んでも1分12秒を切ることが難しい。人間もそうだが全力疾走なんてもって10秒かそこらだ。500万下で追い込む競馬を繰り返す差し馬は物理的な時計の壁があるので、冬場で極端に時計が遅くならない限り勝ち上がるチャンスは巡ってこない。その数少ないチャンスでさえも才能のある先行馬が出走してきたら潰される。

「飛べねえ鳥もいるってこった」アクマの言葉通りである。切ないがそれが現実だ。

となると、狙うべきはスピードのある馬だ。道中持ったまま先行できる馬。こいつらが強くなるのを期待するのが一番効率良い方法になる。

先週のPaddocシートから条件戦のスピードのある、ない馬を色別に仕分けした。ちなみに未勝利戦はもうスピードのある馬が勝ち抜けてしまってスカスカの状態。


中山は芝が荒れてスピード優先になっているのはダートの1200mだけだが、阪神はいろんなコースがスピードに寄っている。関東も東京に開催が移ればスピード一色になる。冬がスタミナが問われる時期なら春から秋はスピード優先の競馬が待ってる。スピードのある無しは道中の位置取りだけでもある程度想像がつくが、今後はもう少しスピードのある無しについてのコメントを増やしていこうと思う。特に夏から始まる2歳戦においてスピードの有無を確認することが、将来の種蒔きとなるからだ。

才能は無いが努力の人アクマ。その対極にあるのが幼馴染のペコ。才能はあるが努力ができないポンコツのヒーローだ。卓球を諦めたアクマに諭され、競馬で負けてポケットに60円しかない警官に橋の上からの飛び込みを諭され「I can fly」で川に飛び込んだ日からペコの新しい人生が始まった。

才能があるからといって順調にトレーニングを積み立てられなければ強くなれないのは競馬も一緒。最初からは上手く飛べない才能のある馬だっている。そんな才能を見つけ、成長過程を見ることが競馬の楽しみでもある。

「競馬は馬込みがダメな揉まれ弱い馬を買うといい」って書いたら「ねぇ、馬鹿なの?」って突っ込まれるかもしんない(笑)。なんでそんなリスクある馬を買わなきゃなんねーんだよ?って。でもね、馬鹿とハサミは使いようです。

ここに一つのデータがある。
過去5年間の500万下の中山ダート1200mの脚質別成績データ。
中山ダ1200mの脚質別成績
見ての通り逃げ馬の勝率が圧倒的だ。
このデータを見て「なるほど!じゃあ逃げ馬だけを買えばボロ儲けじゃない」と思ったそこのあなた、ちょっと待った。次のデータは前走逃げた馬の成績。
中山ダ1200mの前走脚質
「逃げられた馬」の勝率・回収率が高いのであって、前走逃げた馬を買ったら儲からないどころの話じゃなかった。これ、それなりに競馬をやってる人はすぐ気がつく引っ掛けみたいなデータです。

逃げられる馬を狙おうと思っても、前走逃げた馬が複数いたり、今回逃げられない馬もいる。あるいは前走逃げてない馬が逃げることもある。どの馬が逃げるのか?を当てられないと逃げ馬有利のデータはそのまま使えない。じゃあ、どうするか?。逃げなきゃならない事情がある馬を狙います。

次のデータは今年の1月からの中山ダート1200mの補完の印の結果。
補完印
ポイントは3つ。
1.枠と出脚の速さを考え展開を描く。
2.
前走逃げられなかった馬を見直す。
3.今回揉まれそうな馬を消す。

揉まれ弱い馬の勝率が11%にも関わらず単勝回収率が高いということは穴を開けているということです。つまり前走逃げられずに競馬をしてなかったり、それが2走続いたり、人気を落とすようなレースがあったことを意味します。そんな馬が今回、逃げる、もしくは番手の外で競馬ができた場合に穴を開けるケースが多いということです。下がその内訳。
揉まれ弱い馬


先週の千葉Sなんかは2のパターン。
千葉S 千葉S燃焼式

揉まれ弱い馬は3頭いて、ヨシオは内から速いレッドアネラやヒデノヴィーナスと外から速いジャスティンにスピードで負けて揉まれてしまいそう。ベストマッチョは高齢馬でもう1200mで逃げるだけのスピードがない感じのコメント。ジャスティンは前走「中団内」で競馬をしていて、今回仮に内の馬に逃げられたとしても番手の外では競馬ができそうな枠とメンバー構成。そこまで読めればOKです。実際の競馬は皆さんの目で映像見て確認してください。

金曜日の3Rのサノノクヒオは3のパターン。
中山3R
前走IDMはトップの45で時計は1.11.9。これ、まともに走られたら勝たれてしまう時計。ただコメントを読むと「押して2列目」と出脚の速さはないことがわかります。対して外枠の2頭は「好発」の文字。少なくともこの2頭の後塵を拝しそうで、サノノクヒオが揉まれてしまうとどうなるか?は2走前に示した通り。結果はサノノクヒオが馬群に揉まれ捜索願いが出る形になり、外の2頭が先行する形で決着しました。

世間のほとんどの人はこういう馬だということを知らないで時計だけでサノノクヒオを単勝1番人気にして馬券を買っているわけで、こういう揉まれ弱さのある馬に引っかかってしまった人のおカネを回収しよう、ということです。

馬鹿とハサミは使いよう。揉まれ弱い馬と頭も使いよう。外れたら頭で瓦割ってテヘペロだ!

Paddocシートの今後の方針としては、出脚の速さのコメントをもっと増やそうと思ってます。同じ前半33.0秒の馬だったとしても、それを馬なりで先行した馬と押して押して先行した馬ではスピードが違います。馬なりで先行した馬を「出脚速い」コメントとして残して蓄積していけば、テン争いでどの馬が行けそうなのか?の大きな目安になるはずです。

これを突き詰めていけば短距離ダートの逃げ馬専門家になれるはず。得意のパターンを作って一芸に秀でればそれだけでも儲かるはずです。ただし、逃げ馬ばかり追っかけてるといつか誰かにこう突っ込まれます。

「あんた、逃げ馬のなんなのさ?」

港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ~(昭和の懐メロ過ぎて伝わらないだろうな…)

2週続けての雨だったので、先週の「雨の攻略法」を参考に良い馬券を獲られた方もいたんじゃないでしょうか。tweetでも挙げましたが、中にはJRDBのパドック情報との合わせ技でアネモネSの3連単133,290円を獲られたとんでもない方もいらっしゃいました(汗)。例えるならパドック情報のパスからの豪快なアリウープ。うーん、決めてみたい。
アネモネS

しかし我々にはそんなスラムダンクはできません。それでも勝つためには庶民シュートの練習から。

基本に忠実にシュートを打つ。「左手は添えるだけ」。これで山王に勝てるはずです。

2回中山5日目
1回中京5日目
1回阪神5日目
2回中山6日目
1回中京6日目
1回阪神6日目

前回と同じく、ポジティブコメントは黄色で、ネガティブコメントはグレーで色分けしています。

今週、割と狙って獲れるのが土曜中京の10Rでした。この日の中京は朝から雨が続いていて、この時間は良い感じに重馬場に。このレース「道悪得意」がMax-IDM「注」のイルマタル1頭のみ。2番人気のラレゾンと5番人気のダイイチターミナルの2頭が「道悪苦手」で消し対象。Max-IDMで残った馬は2と3と5だけ。

これを馬連で獲るなら2-7の2,090円が3点で手が届く。3連複なら2-3-7で1,380円。3連単は組み方によるので12,020円をどう獲るか?でしょう。自分なら多分、馬連は3点で組む+人気のハギノアップロードを相手軸にして3連複を2点で組むの組み合わせ馬券かな。3連単はそれぞれの着順がハッキリしない時点で自分の場合は放棄です。でも、これでも回収率は7倍程度取れてるので馬券としては十二分だと思います。

このレースの大事なポイントは3つ。
・狙いの馬が1頭であること。
・人気の消し対象が2頭いること。
・Max-IDM無印の馬たちにほとんど可能性を感じないこと
なので馬券の点数をかなり絞り込める上に、人気馬を消しているので配当的なアドバンテージがあり、紛れる余地がほとんどない馬券で7倍の回収率。派手な馬券ではないけれど自分なら「米の飯」みたいな配当です。

難しいのは中山牝馬Sのように「道悪得意」の馬がたくさんいるケース。これだと消し馬を作れない上にどの馬から買ったらいいのか?が分かりません。「悩む要素が多いレースは捨てる」というのが自分の基本的な考えで、道悪適性ではなく別のロジックで馬券を考えられるテクニシャンが買えばいいのだと思います。我々庶民にはハードルが高過ぎです。

もう一点気を付けたいのはキャリアの浅い2・3歳馬は適性がどこなのか?が定まっていないため、道悪適性を間違えて捉えてしまう可能性があります。土曜日の中山6Rなどがそうで、勝ったワンスカイは1400mと1600mの不良馬場で負けていて1200mの今回は完勝です。つまり負けていたのは道悪が苦手だったからではなく、距離適性の問題だったと結論づけができます。キャリアのある古馬ならそれが容易にわかるのですが、キャリア4戦の馬を判定するのには早計な場合があります。

土曜中山の9Rヴィアメントは道悪得意+「◎」で来ないケースです。何故か?。スピードがある同馬が勝ったのは1800mの不良馬場であって、新馬戦は札幌2000mでバテて負けている馬。重馬場かつ中山の2000mというタフな条件でスタミナが問われると厳しかったということです。

まあ、こういう3歳馬の1勝以上のクラスというのはキャリアの浅い馬たちなので適性がハッキリしていなかったり、Max-IDMの順番もキャリアの浅いここまでの結果であって、伸びシロ次第で逆転することもよくあります。要は不確定要素が大きいので上級者向けのレースなんだと思っています。

ダートでは「見落としていたな」というレースもありました。土曜阪神11RのポラリスSなんかが該当します。重ダート得意なのが3頭だけ。さらに重・不良馬場の1400mで勝ったことがあるのはドリュウとスマートダンディとホウショウナウだけ(ドライヴナイトも勝ったことがあるんですが高齢馬でMax-IDMも対象外)。Max-IDMも上位2pt以内。結果はこの3頭の1・2・3着でした。まあデキ過ぎです(笑)。デキ過ぎですが、馬連6,670円、3連複なら13,110円が割と簡単に手が届いたところにあった、ということは言えます。

最後に、日曜日は天気が良くて馬場がどんどん回復していきました。道悪適性は「馬場が濡れていてノメってしまうので力が出せない馬がいる」というのがポイントです。天気が良く回復が速い状況だと表面は乾いてしまうので、こういうのは時計が掛かるだけで良馬場に近いと思ってください。

ただここでもPaddocシートが役に立ちます。考えるポイントは、表面は乾いていても重馬場です。良馬場の時でさえもスタミナが問われていた中山でさらに時計が掛かります。直線は脚が上がる消耗戦になりやすい。日曜日の中山7Rなどはスタミナの無いMax-IDM上位3頭がキレイに消えて、スタミナのある3頭で「スタミナ丼ぶり」の出来上がり(笑)。馬連は4,520円は3点で、3連複は3,560円が1点で当たる計算です。

雨上がりに「スタミナ丼ぶり」如何っすか?

フツーの競馬ファンの場合、重馬場だったらどう考えるか?「重馬場だからやめておこう」か「道悪だから荒れるはず。穴を狙おう」かのどちらかだと思う。

でもPaddocシートがあれば「雨の日も安心」です。

まるでどこかの生理用品のCMのフレーズみたいだな(笑)。でも実際、日曜日の芝のレースは3場とも雨の影響を受けていてPaddocシートのコメントを読んでいれば大体対応できたレースが多かったんで言い過ぎってほどでもない。例のごとく黄色はポジティブコメント、グレーはネガティブコメントで色分けしたので、成績と照らし合わせてみてください。

2回中山4日目
1回中京4日目
1回阪神4日目

ポイントは4つ。
・「道悪苦手」の馬は性能が下がるので当然Max-IDMから割引。ほとんど消し馬に近い状況だった。
・「道悪得意」の馬は従来通りの性能が出せるのでMax-IDM上位の馬が勝ち負けになっていた。
・ただし「道悪得意」でもIDMがトップから5pt以上離されているような馬は好走できなかった。
・道悪実績が古いものは役に立っていなかった。

日曜日の状況でコメントを使って負けてしまった人は3番目と4番目を使った人じゃないかと思う。「道悪得意」の馬ってIDMが5~10ptくらい上乗せできるとか思ってませんか?。妄想です。得意・不得意判定は過去の道悪状況において「実力を出せた、出せなかったか」であって、得意の馬が走力を「上乗せした」なんてことではないんです。だからMax-IDM上位の馬が全滅に近い状況がなければ、低い馬に順番が回ってくることはないんです。

tweetでも挙げましたが、過去10年のGⅠの良馬場と重・不良馬場の成績の違いを比べてみると
1~3番人気3頭の勝率。良馬場が22%、重・不良馬場が30%。
4番人気以下だと良馬場は2.4%なのに対し重・不良馬場は0.6%。
つまり重・不良馬場で4番人気以下の馬が勝ったのは159頭中勝ったのは1頭だけ。
「重馬場なので荒れる」とか「重馬場はパワーがいる」なんてのはテキトーなことをいう競馬解説者あたりの幻想です。体幹のしっかりした走力のある強い馬が弱い馬たちとの差を広げるだけです。

中山では9RのアクアマリンSが▲-◎で馬連14,360円になりましたが、これMax-IDM的には荒れてません。メジェールスルーとニシノキントウンの能力が他馬に比べて若干高かったということを、世間が評価できなかったというだけです。Max-IDM無印の中から穴馬を探すのは大変ですが、Max-IDM上位の馬から穴を探す方が楽だし確率は上がります。

あと付け加えるとしたら、ペースが速めのレースの場合は、持久力やスタミナがある馬の方が勝ちきる可能性が高いことかな。

最後に中山12レースのドウディみたいに好走していたのが2018年の7月、1年と7ヵ月前みたいな馬。その後は敗戦続きで、もう馬としては終わってしまっている状態だと思います。それを「道悪得意」だけで狙うのは無理筋ってもんです。え?過去歴なんて見ない?。いやいや、自分がお金を預ける馬の履歴くらい調べて見ましょうよ。Paddocシート自体がその集約ですが、それ見ただけで全てがわかるということではありません。むしろどんな馬なのか?を調べる入口として使ってもらえるといいと思います。馬の履歴から推測できることがもっとたくさんあるはずです。その馬がどんな個性の馬なのか?がわかり、その数が増えていけば取捨選択も容易になるはずです。競馬力を上げるというのがあるとしたらそういうことだと思います。

取り急ぎ中山と中京の条件戦のレースについて、先週の馬場状況とレース展開によってポジティブコメントとネガティブコメントがどう使えたのか?を色分けしてみました。

方向感が出なかったレースやコメントが足りないレースもあるので全レースは無理ですが、大体こんな感じの傾向で結果が出ていたということです。


2回中山1日目
2回中山2日目
1回中京1日目
1回中京2日目

中山のダート1800mは当然のことながら「スタミナ」が要求されてます。まあこの距離でスタミナ無い馬はバテて当然なんですが、土曜中山7Rのミヤケ5番人気、タピゾー6番人気だったり、日曜中山8Rではロードリバーサルが2番人気だったりして、案外世の中はそういう履歴は見てないことがわかります。あとは1月の中山よりも時計が2つ速い状況なので、良馬場での持ち時計を調べてみたりするのもいいかもしれません。重馬場だと「意味」が違ってしまうので、馬場状況に合わせた時計の調べ方をするのがいいと思います。500万下なら1分54秒前後、1000万下なら53秒台よりも速い時計を持っている馬でスタミナを示している馬の絞り込みです。それで軸が決まれば高配当に届く可能性が出てきます。

中山の芝1800m以上は案外持久力やスタミナが問われている状況でした。「1800mで少頭数だからペース上がらないだろう」と思っていたら向正面でペースが上がってしまったりする。馬場も1月から一開催しか開いてなくて凹凸が目立っている状況。来週以降もこの傾向は続くんだと思います。


中京のダート1800mや1900mは少頭数なことが多いので、スローペースが前提みたいなレースになります。2コーナーを回って向正面に入ってからペースUPになるので先行馬が前半に息を入れて、そこから長く脚を使えれば勝てるという計算になります。差し馬が4コーナーで馬群の外を回るとそこで脚を使ってしまうので直線は案外伸びないのが特徴です。

この展開で必要になるのは「スローのロングスパート合戦で脚が長く続けられる能力」で、先行できても脚が続かない馬は論外です。できれば速い上がりでまとめられる馬が望ましい。

中京の芝2000mや2200mも同じような構図です。少頭数で前半がスロー。向正面からじわじわペースが上がっていって、「スローのロングスパート合戦で脚が長く続けられる能力」が必要です。燃焼式PDFだと「脚長」のコメントや表記があったり、馬特記に「良脚長使」の表記があったりします。大トビの馬が多いのが特徴で、最高速度の80%くらいのスピードで4~5F脚を使える馬がベストだと思います。今回は土曜中京11Rではサンレイポケット、日曜10Rではハンターバレーがピタリ賞でした。
脚長

中京の芝短距離戦ですが、未勝利戦だとスピードのある先行馬が有利ということでいいと思います。というか、小倉で追い込んだ馬の中には極端に時計が掛かって先行馬が止まってくれたことで「追い込めた」馬が多く含まれていて、そもそもスピードがないので馬場が良い中京だと後方のまま終わってしまう馬が混じっています。

ところが条件戦になると差し馬でもスピードがあるからこのクラスにいる、という馬が増える訳で、全体のスピード差が小さくなります。そして中京は直線が長いのでみんな構えて前半のペースはあまり上がらないですし、脚が速ければ速い上がりが使えるコース。先行馬でもある程度の上がりが使える馬じゃないと対応できないし、速い上がりが使える馬はより有利になります。

土曜日の中京の11Rはそれがドンピシャで嵌ってるレースで、ミュージアムヒルは2走前の東京1400mで32.6秒の上がりを、タイセイペールも4走前に33.1秒の上がりを使っていてそれがダイレクトに活きた形。馬連8,180円という組み合わせでした。

上がり

走っている馬のタイプがわかっていると、そこから逆算して今の馬場がどういう状態で、どういう方向の馬を買えばいいのか?が見えてきます。あとは来週以降にその傾向を当てはめるというのが一つの戦略ですし、来週観察できたことをそこに加えていけばより幅が広がっていくはずです。

ちなみに自分はPDF-XChange Viewerという無料のアプリを使って、この着色をしています。
Acrobat Reader は確か着色するのは有料だったのと、PDF-XChange Viewerの方が使い勝手がいいと思います。スマホやタブレット向けは多分いろいろあるんだと思いますが、自分は詳しくないので。






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